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| Q:アメリカがシステム中心といわれたが、医療の面ではどうなっているのか? A:医療がどうなっているのかはわからないが、車の開発からいうとルールを守るということに大変に真剣である。失敗すると本人の責任になる、そうはいってもいざそのような場面になるとうまいこと責任が明確にならないような仕組みになっている。あとまでごちゃごちゃ言って最終的にその人が抹殺するところまでは行かないようにできていると思う。社会的には問題がはっきり指摘されるが会社の中では微妙にあいまいな部分がある。医療の世界でも個人の責任が追及されないで、問題を究明しそれが未然防止に役立てられているというのは理想の姿であって、やろうとしていることは理解できるが、できているかというとおそらくそれは違うと思う。 |
| Q:ラインを止めてまで問題の追及をするという姿勢はその当時からいいと考えられていたのか? A:最初からあったと思う。おそらく豊田佐吉の時代から伝統だったのだろう。床に丸を書いてそこで止まって考えろといったのは大野さんの業績だと思う。 |
| Q:かんばんとあんどんの具体的イメージはどんなものか? A:かんばんとは、部品を供給する箱にカードがついていてその製品が使われるとそのカードが備品供給業者に行くようになっており、その分だけ準備するようになっている。ひとつ備品に不良品があると一台車ができなくなる。供給の無駄を省くだけではなく、どこに不良品があったか、ラインにどんな影響があったかがたちどころにわかるシステムである。あんどんは工場のラインの名前がここに書いてあって故障があるとその部署に赤いライトが点滅するようになっている。その間はラインが止まっているから、ほかの人は休むことになるが、どこに問題があるかということを認識できる。病院で言えば小児科でトラブルが発生しているがほかのかの人は知らない。なんだかわからないうちに病院の評判がわるくなっているようなことが無いようにしている仕組みである。 |
| Q:責任が明確になっていすぎると、つなぎの部分が弱くなるというお話だが、成果主義の評価と相反するように思えるがどうか? A:自分の宣言したことの達成度を評価する仕組みは多くなってきているが、宣言の達成度のほかに、全体のつなぎに関して同意意識を持っているかということも評価の基準に入れなければならないと思う。 |
| Q:仕事の多能化という話があった。専門主義に成っていることに関して意見が?
A:GMでは一人でできる仕事を何人もの専門家がやっている。一人でやると問題が起きるようなところだけは別にするという前提はあるが、一人で多機能をこなすことができるようにするということは必要であると思う。 |
| Q:標準化にはどのようなポイントがあるか教えて欲しい。
A:看護のマニュアルはなかなか使用されていない印象がある。常日頃見ないと意味が無いというのではなくその標準に対してどういうように変えているかが大切。自分たちで問題を解決しようとしていること、よく見えるようにしていることだと思う。もうひとつはクリニカルパスで標準を作っていくことだと思う。 |
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